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2011年11月8日火曜日

Full Houseって、韓流ドラマだったのね…







久々に、ツボにしっくりはまる、面白い長編Slashを読みました。





Title:『 The Only House on the Right 』


Pairing: Jared/Jensen

Rating: NC-17

Word Count: 51, 464語

Summary - When Jensen comes back from a vacation to find that his childhood home has been sold, he isn't counting on action hero/egotistical jerk Jared Padalecki to come swooping in to save the day. Soon he finds himself married to a celebrity and learns that love has a funny way of knocking on your front door.


Based on KBS' Full House.




フルハウスというドラマをもとにしているというので、私はてっきり、双子のオールセン姉妹が子役として出ていた、あのほのぼのファミリードラマだとばかり思っていたら、


KBSって、韓流ドラマなんですね!


なるほどー。恥ずかしながら、今、日記を書き始めつつ検索して、初めて知りました。


私の知っている『フルハウス』とは、ストーリーが似ても似つかないと思ったのは、全く違うドラマだったからなんですね。


Jensenが、生まれ育った大切な家を奪われてしまう過程の設定が、あまり極端というか、説明不足な感じで、そこだけが唯一消化不良ぎみだったのですが、(今まで一度もちゃんと見たことないんだけど…)韓流ドラマがもとになっていたのだとわかれば、なんか妙に納得です。


俺様なアクションスター(action hero/egotistical jerk)のJaredと、

ほそぼそと短編小説を発表したりしている、とても売れっ子とはいえない作家のJensen。


韓流ドラマの『フルハウス』をご覧になった方なら、たぶんストーリーの大筋は一緒なのだと思いますので、もう私のあらすじはつけないことにしてしまいますが、


Jared & Jensenのキャラクターが、とにかく好みで、ストーリーの流れも、もろ好み…。


特にJensenが、次々ととんでもなく不幸な状況に晒され続けるっていうのに、全然くじけないし、明るいし、でもどうしようもなく同情しちゃう感じに可愛いしで、

(でも、今になって考えると、これこそが、きっと韓流ドラマのヒロインの設定なんですよね!な、なんか、最後までどっぷりと感情移入して読み終えた自分を思うと…悔しくなってきた…)


それにしても、こんなラブストーリーをドラマとして見せられたら、イチコロで韓流ドラマファンになっちゃいますね…。


ああ、やっぱり私って、韓流世代なんだなー。


でもっ、まだっ、韓流には手を出さないつもりです。


ちなみに、このお話に興味を持たれたかた、PDFファイルをダウンロードして読んだほうが断然楽です。


私は通常、投稿されたLJでそのまま読んでいく派、なのですが、このお話は、チャプターごとに、すごく細かくページ分けされているので、次ページをクリックしつつ進んでいくのが、かなり面倒なのです。





2008年3月25日火曜日

ラブコメの王道

ここしばらくあまり腰を落ち着けてSlashを読んでいないのですが、それでもちょこちょこ読んではいる作品の中から、忘れないうちに覚書程度の感想文を書いておきたいと思います。

ドラマの1シーズン分一挙鑑賞耐久マラソン(現在は『ミレニアム』という超重たいドラマを…)みたいなことをやってると、ドラマの世界に入り込みすぎてその他の記憶がぼんやりしてしまうことがあって、既に流し読みをしたままお気に入りに入れる決心をつけかねたままどこかに行ってしまったお話がある気もしていますが、とりあえず記憶に残っているものから少しだけ…。

ラブコメSlashチャレンジの中からこれぞラブコメの王道!という映画を元ネタにした作品もいくつか読んでいるのですが、今回のチャレンジで読んできた作品全体を振り返ってみると、(少なくとも私の場合)元ネタの映画を知らないものの方が、深くじっくりと楽しめるらしいという傾向が見えてきました。

ということで、以下に挙げる有名ラブコメ映画を元ネタにしたお話についての感想はかなり辛口になってしまいそうではあります。



***



J2版『You've Got Mail』

『Don't Judge A Book By It's Cover』
Word Count:12,300語
Rating: R


地元に根ざした小さな、しかもレシピ本専門の本屋さんの二代目オーナーJaredと、大規模なディスカウントブックストアのチェーンを展開するAckles家の跡継ぎ(って訳じゃなかったかな?次男坊で、新たにJaredの店の近くにオープンした支店の経営を任されたのだったかも…流し読みで既に記憶が…)Jensen。
近くにAckles家の支店が出来て以来、経営に大打撃をこうむっているJaredの唯一の楽しみはネット内で知り合ったとある友達と気楽に好きなことについて楽しくチャットすること。
意気投合した二人はReal Lifeで会う計画を立てるのですが…。

というのは、映画の設定そのものですよね。

ネット内でしっくりと打ち解け合って、どんどん仲良しになっていく二人の様子と、厳しいReal Lifeでの険悪な関係(でも内心は惹かれ合わずにはいられない感じで)のギャップにはどうしても胸を締め付けられずにはいられませんが、ラブコメ映画を元にしているお話の辛い落とし穴として、ヒロインが投影されているJaredが…、ちょっと…、乙女っぽい?とう残念なところはあるものの、すれ違う二人の様子にどきどきできただけでも読んだ甲斐はあったといえるのかもしれません。


☆


J2版『Notting Hill』

『That'll Give You Bees』
Word Count: 18,515語
Rating: NC-17


このお話の冒頭についてるリンクから飛んでいけるこのお話のタイトル『That'll Give You Bees』の由来のお話が楽しいです。

自分が働いている店に突然ゴージャスな大スターが現れたとしたら、その時自分はまともな接客なんかできるだろうか?と考えると、きっと私もとんだマヌケぶりを晒すことになるに違いないと確信できるところ。

大スターのJensenがお忍びの休暇にやってきた田舎町で、ペットショップを経営するJaredと出会うというのがこのお話の大まかなストーリーです。

元ネタの『Notting Hill』を観たのは随分前のことで、詳細はほとんど覚えていないのですが、私、ひょっとしてジュリア・ロバーツの映画って好きじゃないのかも…。
私は、無駄に周囲の人間を振り回し続けるドラマクイーンって好きじゃないので。
Notting Hillという映画自体にどういうわけかあまりいい印象が残っていないので、それが影響しているのかもしれませんが、ひょっとしたらこのお話のキャラ設定は、変なところで映画に忠実すぎるためになんとなく違和感を覚えるということなのかも。
あとほんのちょっと書き方を変えるだけで、心から登場人物に感情移入して物語を楽しむことができたと思うのに…と思ってしまうような、少々残念な出来のお話でしたというのが私の正直な感想です。

集中力が欠如した状態で読んだために、私に限ってだけ、ちゃんと登場人物の機微が汲み取れなかったという可能性もありますので、

もし「私はNotting Hillは好きだったけどな…」

という方がいらっしゃったら、私のひねくれ感想なんかは気にせず素直な気持ちで読んでいただくことをお奨めします。
J2の二人が出会って仲良くなっていく辺りの展開はとても可愛くて、わくわくどきどき読めることは間違いなく保証いたします。


☆


J2版『Pretty Woman』

『 It's In His Kiss』
Word Count: 28,000語
Rating: NC-17

これもジュリア・ロバーツか…。

若き実業家Jensenが、鬱陶しいお義理のパーティーを抜け出してのホテルへの帰り道、いかがわしい通りで道に迷って HookerのJaredに出会う、というまさに『Pretty Woman』なお話ですが…。

まず、このお話で私にとってネックになるのは、NC-17シーンの8割がたがJared受であるということ。

そこまでの道順どころか名前すらもうろ覚えのホテルに(それが、Jensenが道に迷うための大前提なので)、Jensenの学生時代からの親友のクリスがエレベーターボーイとして勤めていたりする上、

大富豪のJensenが滞在するような超一流ホテル内のクラブで、クリスのバンドが日常的にライブをしている、

なんていう細かいところで

「むっ?それってあまりに同人誌的というか、素人っぽい設定なんじゃない?」

と微妙に突っ込みを入れたくなるのは、私がSlashに多くを望みすぎるおばさんだから、ということにして。

ほとんどJared受というカップリングではあっても、J2のキャラクター自体はとてもよく魅力的に書けていたのは確かです。
特にJaredがHookerに身を堕とすまでのバックストーリーの辺りでは、ついほろりとさせられたりもしたり。

このお話もJaredがHookerかー、じゃあきっとJared受ってことだよね、と思った時点で、かなり流し読みになってしまったので、じっくりと腰をすえて読んだら印象も変わるのかもしれませんが、世の中に読みたいSlashはまだまだ大量に控えているので、第一印象で切り捨ててしまう作品が出てきてもしかたないと自分に言い聞かせつつ、また次の作品を読むのです。


☆


最後に一つ、元ネタの映画を見ていないお話を


元ネタの映画(&原作本 by Laura Zigman)は『Animal Husbandry』

『 Waiting for you to come through』
Word Count: 20,000語
Rating: NC-17

このお話のPairing:

Jensen/JDM, various minor pairings with Jared including Jared/Sandy, Jensen/Jared.

なんて書いたことで、かなり潜在的な読者を減らしてしまっているのではないだろうか、と思うのですが…。

読者の興味を引きたいのなら、Jensen/JDMから最終的にはJensen/Jaredになります、と書くべきだったのに、と、他人の書いたお話ながら、少々心配になってしまいます。

私はどういうわけだかJensenがどんな相手と組まされていても(Jensenが受でさえあるならば、基本的になんでも)読めるのに、Jaredが別の人とカップリングされているお話を読むことには物凄く抵抗があるのです。
(例外は、本命にJensenがいるのに、Jaredが超攻キャラとして浮気して回るようなお話ならOK、いや大好きかな…)
私の好みと全く逆のこと

(Jaredは誰とやってもいいけど、JensenはJared以外とは絶対駄目!)

を言ってる人を最近見かけて、こうした好みって何を根拠に分かれるのか、一度じっくり検証してみたいと思っているところでもあります。

JensenがJared以外で組まされるお相手の候補として、JDMはもちろん私の一番のお気に入りになるのですが、残念ながら、どうもJensen/JDMで良質のお話にはなかなか行き当たりません。
(今までそれほど真剣に探したこともないのでまだ見つけていませんが、SPN Fandomも三年目を向かえている現在、ひょっとしてJensen/JDMカップリング専門のコミュニティーも存在したりするのかもしれませんけれども)

abouttwoboysのラブコメチャレンジの中に、このJensen/JDMというカップリングを見つけて大喜びで読み始めたものの、冒頭のPairingの説明は…、確かにお話の流れに沿っているという意味では正確ではあるけれども、もうちょっと違う書き方があったんじゃないの?という小さな不満がどうしても湧いてきます。

とはいえ、このお話は、なんだかとても面白かったです。

ネタバレ的にあらすじを書いてしまうと

(以下、まっさらな状態で読んでみたいという方、反転ご注意ください)

どうにも男運のないゲイのJensenが、恋愛関係でこうむった酷い痛手をマニアックな学術書の研究に没頭することで昇華していく、というようなおかしなお話であるといえるのだと思うのですが…、

Jensenのキャラクター、ある意味ではかなり乙女系だともいえるはずなのに、違和感なく「可愛い、面白い」と感情移入できるのも不思議なところです。

私はSlashに出てくるキャラクターが乙女系になることに非常な抵抗&違和感を覚えることも多いのですが、そういった「イラっとする!」乙女系のお話と、

今回のお話や、先日感想文を書いた「可愛いすぎて三頭身になっちゃったJensen」が出てきたお話のように、なんの抵抗も感じずに楽しく読めるお話との差はいったいなんなのでしょう?

怖い定義になってしまうけど…、作者の腕…?

巻末の感想のコメントを流し読みすると、元ネタの映画をみたことがある人も、みたことがない人も、揃って「すごく楽しめた!」と言っているのが目に付くのが、今回のチャレンジへの投稿作品の中でもある意味異質で新鮮な感じです。

この元ネタの映画が大好き!だと言っている人が、このお話を読んで、映画を見た時の「面白い!」という感覚が鮮明に蘇ってきた、と語っているのに加え、Writerさんによる「おことわり」文、

Disclaimer: Not mine. I really lifted a lot more than I thought from the movie and the book it's from, "Animal Husbandry" by Laura Zigman. It just.... worked for me that way. Please don't sue!

を読むと、

このお話を読んでいる間、「専門的なことを事細かに引用していて、すごい!」と感じた部分や、Jensenの行動の詳細な描写は、元ネタの映画&原作本からのかなり忠実な引用であったのだろう、ということが想像がつきます。

あくまでJensenの不幸(?)に感情移入することが楽しいというお話で、結局私が楽しみにしていたJDMとの関係についても、ラストに「やっぱり!」という感じで巡ってくるJaredとの関係についても、あーっもうちょっと突っ込んで書いて欲しかった!という印象が否めず、

Jensenの恋愛をメインに読めるような純粋な意味での『ラブコメ』作品にはなっていないというのがほんのちょっと残念なところではありますが、今回のチャレンジ中初めて、Slashを読んだ後に元ネタの映画も見てみたい…と思わせてくれた作品でした。

ざっと調べた限りでは、映画も原作本も日本仕様では発売されていない?ようで、残念です。
(いつも調べ方が雑なので、実は翻訳版の本くらいは出ているのかも…)



***



そういえば最近、かなり難解なサスペンス系AUのお話(かなりの名作)、

一つは、Apocalypseとネット犯罪を絡めたもの、

もう一つは、夫婦であるJ2が主人公の、Jensen誘拐もの

を読んだことを思い出しました。

またその内、時間ができた時に、覚書程度の感想を書きたいと思います。
(でもお話へのリンクがどこかへ行っちゃったかな…)

2008年3月20日木曜日

久々にちょっと感想文を…

先日Live Journalの年齢確認のハードルが上がったため、この日記で紹介してきたSlashの中にも、ログインなしでは開くことのできなくなっているお話が出てきている可能性が(確認してないけど、ひょっとしてほとんど全部?)ありますが、この裏の日記への入室許可を差し上げるための筆頭条件が

「年齢が18歳以上である」

でしたので、こちらの日記のお友達になっていただいた方なら問題なくどのお話も開くことができるはずだと思いますが…。
もちろん『LJのアカウントを持っている』ことが大前提ではありますけれども。

私のLJのアカウントは、去年LJで数回にわたって勃発した大規模な粛清事件の時、Slashの公開を「お友達Only」にしてしまったWriterさんたちのお話を読みたいがために取得したものであって、私のLJの日記は空っぽのままなのですが、

LJの日記サイトというのはやっぱり機能が豊富で色々な面で便利なのですよね…、話題に応じて日記の公開の対象(全員に公開できない話題は、お友達だけに設定するとか)を変えられるというのが特に惹かれるところです。

表と裏、二つの別の日記を別のアカウントを持って書いていくというのはやっぱり無駄に手間がかかる部分もあるので、時々、Bloggerを引き払ってLJに引っ越したい…なんていう誘惑に駆られることがありますが…。また引越しをするというのも面倒くさい!

いずれBloggerがもっと進化してくれることを祈って、もう少し様子を見てみるしかないでしょうか。



***



日記書きはさぼっていますが、実は相変わらずSlashは読んでいます。

ラブコメSlashチャレンジへの投稿作品もなかなかの名作揃いではありますが、ドラマのHiatus中というのは、暇をもてあました腐のつくFangirlsが、それぞれに「あたしが最近読んだ名作Slash」というお奨めをしてくれるようになるもので、さすがの私も読みきれないくらい、読みたいリストにどんどん作品が溜まっていくことになってしまうのです。


今回最初にご紹介する


『My Problem is You Make Me Melt』 Word Count: 18,200語


というお話も、Rating: Adultのため、閲覧にはLJへのログインが必要です。

とはいえ、内容としては、ちょこっとBlow jobがでてきたっけ?というくらいで、今感想文を書くために再びお話のページを開いてみようとして「え?Raging、Adultだったんだ!」と少々意表を突かれた感じもあるという程度のAdultさです。

このお話、生徒会長(といっても生真面目な優等生では全然ない)なんかをやってる、学園の人気者のJensenが、友達のChrisから

「超ぱっとしないおたくのJaredを変身させられたら、お前の勝ち」

だなんていう賭けを持ちかけられるという、

先日(え?もう一ヶ月以上前になりますか?!)、感想文を書いた「Underneath This Texas Sky」という、地味なJensenと、学園の人気者Jaredのお話とは全く逆の設定になるものです。

『Underneath…』でのJaredの人気者ぶりというのはとても好感がもてましたが、今回のお話での「学園のクールな人気者」というのは、いじめっ子とイコールになる部分があって、次第に明らかになる冴えないJaredのバックグラウンドとあわせると、読んでいて胸が痛くなるところもあるのですが、

高校時代の子供じみた基準の「クール」が外の世界にも通用するものではないことに次第に気付いて、本当の人間としての価値や魅力とはどういうものなのかに目覚めていくJensenは、

「この子、付き合う友達が悪いだけで、根っこのところは決して悪い子じゃないのよねー」

と思わせてくれて、ちょっと可愛いのです。

完全に悪役になってしまったChrisはちょっと可哀想ですが、Chrisのキャラクターっていかにもこんないじめっ子にもなり得そうで、妙な説得力もあります。


☆


次もちょっと系統が似ていますが、もう輝くばかりに美人のJensenが転校してきた瞬間に一目惚れして、以後ずっと恋焦がれているJaredだけれども、憧れの超美人は学校に通ってる年頃の少年としては、とんでもない差であるともいえる3つも年上で、Jaredのことなんかきっと存在にすら気付いていない…、というのが、


『Stretch Right Up And Touch The Sky』 Word Count: 約47.800語 Rating: NC-17


このお話、5万語近いということでかなりのボリュームだし、J2の二人がちゃんと仲良しになるまでにも随分読み進める必要があって、一瞬途中で挫折しそうにもなったのですが、でもでもでもでも!


Virgin!Jensen and Clumsy!Jared なのです!


二人が仲良しになってからも、訪れた波乱に際して Jaredのドラマクイーンぶりがちょっと…、と再び微妙に挫折気分にも襲われつつ、でも!

「ま、子供だから…、こんな風に大げさに反応するのもしかたないのよ」と自分を抑えて辛抱強く読み続け、

やっと制覇した読後感は、「最後まで読んでよかった!」と笑顔で言えるものでした。

バージンのJensenが、年下のJaredと二人で、初めての体験を重ねていく様子はとにかく微笑ましいというか…、

Jaredの悪友ChadがくすねてきたJensenの携帯のカレンダーに、なぜかJaredの誕生日がメモリーしてあった、なんていう伏線もあったり、

JensenのStep-Dadである、Jeffパパ(あきらかにJDMですよね)のキャラクターも最高で、

さらに、NC-17シーンは全体的にかなりホットに書けていて、かなり満足(?)のいく出来です。

こちらのお話では、Tomが悪役になっちゃっていますが、このWriterさんも前書きで書いているとおり、「誰かがその役目をやらなきゃならないから、仕方ないってことで…」、ま、仕方ないかという感じ。


☆


しばらく日記書きをさぼっていたため、書き始めるとキリがありません…。

しかも長いお話ばっかりで…。

とりあえず今回は、ここまでとしておきたいと思います。

今回は、子供版のお話ばっかりになってしまったので、次回は、大人版J2のお話のことを書きたいと思っています。

「abouttoboys」、ホント、なかなかの名作揃いで、次々読んでいるものの感想を書く時間がつくれません。

2008年2月26日火曜日

J2版『Runaway Bride』

今月は本当にこればっかりですが、またまたラブコメチャレンジです。
実はまだ調べてもいないのですが、元ネタとなった『Runaway Bride』という映画、私は観たことのないもののようです。

でも元の映画を全く知らなくても本当にいいお話でした!!!
(やっぱり元ネタを知らない方が面白く読めるってことなのかな…。)


Slashのタイトルは 『Project Runaway』


Word Count: 50,000語というボリュームに加え、

Other characters: Chad Michael Murray, Jeffrey Dean Morgan, Sandy McCoy, Danneel Harris, Alona Tal, Tom Welling, Samantha Ferris, Mike Rosenbaum, Justin Hartley, Kristin Kreuk, Allison Mack, Erica Durance, Chris Kane, Jim Beaver, OMCs, OFCs and a plastic pink orchid.

という登場人物の多さを目にして、自分で判断したとしたら、少し保留しとこうか…ということになっていたと思うのですが、海の向こうのFangirlの『このお話は面白い!』という声を聞いて、我慢できずうっかり読み始めてしまいました。


Summary: Jared's a journalist who goes to a tiny Texas town to cover Jensen and Danneel's wedding. If there is a wedding, since Danneel has left three men at the altar so far. Will she or won't she go through with it when Jensen's the groom? And what happens when Jared discovers that Danneel's been hiding a shocking secret?


以上のあらすじのとおり、結婚式の祭壇の前で過去に三人の花婿さんを捨てて逃げたという経歴を持つDanneelの4番目の花婿候補となったJensenのことを、とある偶然からNYの雑誌社で働くジャーナリストであるJaredが取材することになる、というところからお話が始まります。

このお話のWriterさんは『予想していた三倍の長さになっちゃった』なんて言ってますが、文章はとっても読みやすくて、無駄な描写もないすっきりとしたストーリー展開のため、結局ほとんど一気に読み上げてしまいました。
大変読みやすい文章であるだけに、読み飛ばすのも惜しい感じで隅から隅まで読んでしまいたくなり、結局ほぼ本日の午後の大半の時間を費やすことになったとはいえ、読後感は心底から満足のいく出来でした。

Jaredが発見したDanneelの秘密のくだりは予想したほど凄い秘密じゃなかった…という点は、別に謎解きを目当てでSlash読んでるわけではないので、まあ置いておくとして、

食いしん坊なJaredが全編を通して色々なものをモリモリと食べているものが本当に美味しそうで、食いしん坊な私としてはその点でもすごく得した気分です。


以下はストーリー&キャラクターに関し、少々ネタバレになるかもしれないのでご注意ください。



***



このお話のJaredも、最高にかっこよかった!

物語の冒頭では記者としての才能はあっても、ちょっと下半身がだらしなくて、単なるお調子者の明るい青年、という感じだったのに、取材のためにJensenと対面して以降、どんどんどんどん大人っぽくなっていって、誠実にまっすぐにJensenへの気持ちを募らせていくようすが、なんとも素敵なのです。

そんなJaredは、当初は面白い記事のネタになればと、利用するだけのつもりでいたJensenを傷つけたくない一心で、Danneelの秘密をあばき、思わぬ逆転劇で、Jensenと両想いになり…。
男性とこんな関係になるのは初めてのJensenをひたすら控えめに気長にリードしていくJaredがとにかく大人っぽくてもうめろめろです。(NC-17シーンのリバーシブルも全く気にならなかったほど!)

その一方で、年齢はまだ若いのにその手腕を買われて高校の校長先生をしているJensenは、登場シーンからもうとにかく美人です!
そんなに美人で能力もあるのにとっても気さくで感じよくて、初対面からJaredを夢中にさせてしまって、JaredがJensenの婚約者のDanneelのことを憎らしく思うようになるのも仕方ないという感じ。

でも、このJensen、とにかく可愛い…。

登場してすぐくらいから妙にJaredに懐いてしまうこのJensenは、ところどころで

『この人、なんか、妙に可愛くない…?』

と思わせる態度や台詞回しが目に付く気はするのですが、『いや、きっと気のせい、私の深読みのせい…』と落ち着こうと自分に言い聞かせつつも、Jaredと両想いになってからの、あのハワイでのシーンなんか!完全にあからさまに可愛くなってるじゃない!

ハワイでの滞在中、どんどんどんどん加速度的に可愛くなっていって、しまいには私の頭の中に浮かんでくるJensenの頭身まで縮んでいったほど。最終的には三頭身くらいまでちっちゃくなってたかも…。

Jensenの結婚の破綻から先あまりにうまく話が運びすぎるかも…と思ってると、もう一波乱あって、でもそれもちゃんと丸く収まって、最後にはその後の二人、なんていうエピローグまで。

きちんと痒いところに手が届くというか、書いて欲しいことをちょうど書いて欲しいように書いてくれていて、普通にラブコメ小説を一冊読み終わった後くらいの充分な満足感があります。

いやー、よかった!


☆


今日は、昨日読んでなかなかいいお話だ!と思った、J2版『You got mail!』(またこれもトム・ハンクスとメグ・ライアンでしたよね?)の感想を書こうと思ったのに…。

すっかりカッコイイJaredと、超可愛いJensenのお話にやられてしまいました。

2008年2月25日月曜日

J2版『Sleepless in Seattle(めぐり逢えたら)』

なんと前回の更新からあっという間に10日以上が経っていました。

三日前くらいに投稿したばっかりのような気がしていましたが…。

ちょこちょこと相変わらずSlashは読んではいますが、やっぱり読んでいる絶対数が減ると、日記で感想を書きたい!と思う作品の数も少なくなります。

でも今日読んだお話は無理なく面白かったと言える作品でした。

これもまた2月に入ってからずっと追いかけているラブコメチャレンジの投稿作品で、タイトルは、


『Crushed in Cordova 』 Wordcount: 11,500語 Rating: R


元になった映画は、トム・ハンクス&メグ・ライアンの『Sleepless in Seattle(めぐり逢えたら)』です。

このお話を書いた作家さん自身も前置きでコメントしているとおり、Jensenが妻を亡くしたやもめであるという設定以外は、ほとんど映画のストーリーと同じ部分はないとも言えますが、

読み始めたらそんなことは全く関係ないというか、無理に映画に沿わせてくれなくてかえってよかった!というのが素直な感想です。

それぞれ心に傷を抱えたJensenとJaredが、本当に自然の流れで友情を深めていく様子が全く無理なく書かれていて、感心するほど。

大変よく書けているお話だけに、正直言ってRatingがRなのがちょっと惜しいくらいです。

締め切りのあるチャレンジなので、キリのいいところまで書きあがったところでそれ以上の深追いを避けたということなのかもしれませんが、ついに気持ちを通じ合わせた二人のNC-17シーンもじっくりと読んでみたかった!

2008年2月14日木曜日

J2版『Formula17(17歳的天空)』

なんと今回のラブコメSlashの元ネタは、台湾映画です。

『Formula 17 (17歳的天空)』、というこの映画。

日本では『僕の恋、彼の秘密』というタイトルで公開されたようですね。

残念ながら私は観たことがないのですが、きっとこの日記のお友達になってくれた方々のほとんどはご覧になったことがあるのでしょうね。

今回のSlashの作者は keepaofthecheezさん。


タイトルは、『I Don’t Want to Be In Love [But You’re Making Me]』

Word Count: 25,000語

Rating/Warnings: NC-17; contains graphic m/m content, real person fiction, romance, drama, excessive schmoop. Also, Jared is 18 in this story; Jensen is 26.


超Jared!girlな彼女は、SupernaturalがHiatusに入っている夏の間、Jared欠乏症に耐えられず、ダンカン・チョウという台湾のとんでもないキュートな美青年に浮気してる…、としきりに告白してはいたのですが…。

まさかJ2のラブコメRPSチャレンジの元ネタに使うほど台湾映画にはまっていたとは。

無職になって以来、芋づる式に多くの映画や海外ドラマを観るようにはなったもの、これまでの長い年月に見逃してきた映画やドラマの名作の数々はもう今更挽回できない…と強烈に実感することがよくあります。

そんなジャンルの一つが『アジア映画(ドラマ)』。

韓流映画に、香港映画、アジアにも面白そうな(恋愛をテーマにした)映画が沢山作られていることは重々承知していながらも、最初の一歩としてとっかかるきっかけもなく、ずっと縁遠いままで来てしまいました。
(これまで観たことあるのは、夫と一緒に鑑賞することのできるアクションものか、完全なコメディくらい…)

数年前ケーブルTVに加入してから、BS民放チャンネルのどこかで、大好きだった漫画『花より男子』の台湾ドラマ版を偶然見る機会を得て、

主演のF4のとんでもないイケメンぶりに、一時、強烈にはまり込んだことがあったのですが、
(当時、会社の後輩の女の子が、(私から頼んだわけでは全くないのに!)言承旭(ジェリー・イエン)のアルバムCDを台湾旅行のお土産として買ってきてくれたことを考慮すると、私の当時の陶酔振りはかなりのものだったとも言えそうです…)

深みにはまっちゃいけない…、深みにはまっちゃいけない…、深みにはまっちゃいけない…、深みにはまっちゃいけない…、深みにはまっちゃいけない…、

とうわ言のように自分に言い聞かせ、いい年をして台湾のアイドルなんかの追っかけを始めたりしないよう(状況が許せば自分はそんなこともやりかねない…という怖さが常にあります…)、必死に自分をセーブしていたのです。

結婚後も頑なに夫にカミングアウトせずにいる私は、腐女子的な趣味を長年に渡り表面上ほぼ完全に封印していたこともあって(そのストレスが病気の引き金になったのだったりして…まじでそうかも)、以前だったら簡単に喰いついていたはずの

美少年による実写版のBoys Love系の映画

なんかの情報もまったく入ってこなかったという事情もありました。

そんな精神的妨害がなかったら、台湾のF4のトリコになった段階で台湾アイドルの情報を念入りに調べ始めていたはずで…、

そうしたら、『Formula 17 (17歳的天空)』なんていう映画が私の腐女子アンテナに引っかからずにいるはずもなかったと思うのですが…。

不覚にも、つい最近アメリカ人の女の子が騒ぎ始めるまで、ご近所の台湾でそんな映画が作られて、世界的な高い評価を獲得していることも知らなかったのです。

で、結局この『Formula 17 (17歳的天空)』という映画、まだ観ていないのですけれども、その作品のレベルには毎度疑いを挟む余地もない keepaofthecheezさんの作品ということで、投稿されたSlashを読んでしまいました。

この作品を投稿する前、keepaofthecheezさんは自身の日記で

『Jared受のシーンをどう書いていいものか、もうあたしにはわからなくなっちゃってるんだけど、どうしよう』

なんてことを言っていて、

ってことは、Jared受なのか…、

んんんん~。

と思いつつも、読み終わってみると、やっぱりいいお話になっていました。 Jared受だけど…。(ま、18歳と26歳の設定だしね…)

このお話がどのくらい元ネタの映画に忠実なのかわかりませんが、、『Formula 17 (17歳的天空)』の映画のあらすじを斜め読みした限りではかなり忠実なのかも、という気もします。

ふとしたシーンの描写が、「流星花園」のドラマを見ていた頃の空気の匂い(おかしな表現ですが、台湾ドラマの雰囲気って、日本の夏がずっと続いてるような印象で、湿気に満ちた熱い空気の匂いを感じるような気がするのです)を感じさせてくれるような印象もあって、

J2の二人が行き違いから破局するシーンで、じわっと泣かされてしまいました。

keepaofthecheezさんって、読者の感情の振れ具合をよくわかってて、ぐっとくるような台詞を上手いタイミングで挟んでくるのですよね。

2月はもうレンタルはしない!

と宣言していたけど、この先またTSUTAYAから半額レンタルのお知らせメールが届いたりしたら、また借りにいっちゃうかも…。

2008年2月12日火曜日

J2版『Can't Buy Me Love.』

この『Can't Buy Me Love.』という映画、邦題がついているのかをちょこっとチェックするため調べてみると、ビートルズの曲のタイトルだってことばっかり出てきます。

音楽の知識のない私ですが、ビートルズの曲だというなら、きっと曲を聴けば「あー、これか」と思うような曲なんでしょうけど。

映画のサイトやWikiなんかもぱっと見る限り英語のものしかなくて、日本で公開、もしくはDVDくらい発売されているものか調べてみたところ、1987年制作のこの映画、なんと主演は『グレイズアナトミー』のデレクこと、Patrick Dempseyなんですね。

しかも私が見つけた日本でも入手可能な商品は、字幕なしのVHSビデオテープ?!

ラブコメSlashチャレンジ第三弾は、初めて観たことのない映画を元にした作品となりました。

でもこれがおもしろかったー!


☆


『Underneath This Texas Sky』 Word Count: 24,500語 Rating: PG-13


このお話とほとんど同じような設定のSlashを過去に読んだことがあったけれども、おんなじような話であっても、面白ければいつでも大歓迎!

ラブコメチャレンジの前の2作を読んでいる間、(しばらく本格的なSlash読みから遠ざかっていたためか)いま一つ物語りに入り込めないような気がしていましたが、逆に考えてみると先に読んだ2作はどちらも元ネタの映画をみたことがあったことが、ある意味かえって障害になった部分もあったような気もします。
物語を読みつつ、元の映画ではこうだったああだったと思い巡らせるのをどうしてもやめられず、完全にお話にどっぷり浸かって堪能することができなかったというか。

3つ目となった今回の作品、元の映画を観ていない上、

オタクっぽい地味~な優等生Jensen

&

フットボールチームのクウォーターバックで学園のスターJared

なんていう、どうにも大好物なAUの設定で、久々に胸をきゅーっと締め付けられつつ、全編を堪能しました。


☆


あらすじとしては

地味~な学園生活を送るJensenは、高校生活最後の年を迎えるにあたって、今までの地味で存在感のない自分を捨てることを決心します。
そのために学園のスター的存在であるJaredととある契約をして、友達になったふりをしてもらうことになったのですが…。


以下は、ネタバレも含まれる感想文になってしまうので、本編を読む前にネタバレを知りたくないという方はご注意ください。



J2が同級生、という設定のこのお話。

私、眼鏡で、ダブダブの服を着た冴えない少年というJensenのキャラ設定には弱いのです。
(眼鏡をとって、服を着替えたらシンデレラのように美人になってしまうのはわかりきっているわけですから。)
そしてそんなシャイで引っ込み思案な可愛いJensenのお相手として、

フットボールのスター選手で、学園一の人気者なのに気さくで驕ったところがなくて、実は頭もいいなんていうとんでもなくカッコイイJaredが組まされたりすると…、

これはもうたまらない!

ということになるのは当たり前。

今回のお話では、JaredとJensenはお隣同士なのに、これまで全く友達でもなんでもなかったという間柄。

眩しいような人気者のJaredにJensenが憧れるのにはなんの疑問もないところだけれども、実はJaredももうずっと前から、お隣に住むJensenのことが気になって、Jensen の細かな好みを知っていたり、一緒の授業の時にはその姿を見つめ続けていた、なんていうことが明らかになるシーンが出てきたりして!!!

Jensenと取引したためとはいえ、Jaredはなんの屈託もなく新学期の初日から登校も一緒、お昼も一緒、Jaredの試合の後の打ち上げパーティーにも毎回待ち合わせして一緒に出かけてくれて、

交換条件で友達のふりをしてくれてるだけのはずなのに、二人は本当の親友のような関係になっていきます。
そしてJaredのトラックを一緒に洗車している間のふざけあいから、二人の関係はさらに一歩進んだものになって…。

Jaredのそばにいるだけで、不思議なくらいあっさりとイケてる子たちのグループに受け入れてもらえたJensenではあるけれども、やっぱり事態はそううまくばかりはいかずに、ほんのちいさな行き違いから、全てが崩れ去るような大変なことになってしまいます。

頭から終わりまで、お約束の展開と言ってしまえばそれまでだけれども、とにかくJaredがカッコイイ!自分の美貌や魅力に全然気付いてないJensenもやっぱり可愛い…。
(今回Jaredママも二人が通う高校の先生としてちらっと登場したりして、そんなところにもニヤニヤしてしまいます。)

こういう名作に出会うから、いつまでもSlash読みをやめられないのです。

2008年2月11日月曜日

J2版『この胸のときめき』

久々にゆっくりとSlashを読み始めたので、勢いでもう一つ『ラブコメ』チャレンジのお話を読みました。

J2版の『Return To Me(邦題:この胸のときめき)』、Slashのタイトルは


『This Fragile Heart』 Word Count: 15,544 語 Rating: NC-17


このSlashのページを開いて読み始めてみると、この作者の agt_spooky という人…、以前に何度か面白そうな話を読み始めては、Jared(もしくはSam)受に阻まれて完読できなかった作家さんであったような微かな記憶が…。

しかも配役はやっぱり、モルダーことデイビッド・ドゥカブニーの役が、Jensenで。

そんなわけで、Jared受なの、そういうことなの…?…なんて、かなり冷や冷や&警戒しつつ読み進めることになってしまいましたが、

読み終えた一番の感想としては、あからさまでお恥ずかしいですが、Jared受じゃなかった!ってこと。

だからといってJensen受ともいえない気もするけれども…、この作品、作家さんによっては、R に Rating していても全然おかしくない程度の、ほのぼのと初々しい感じで、こうしたRatingの基準というのもいつもかなり個人差を感じることが多いです。

私が『この胸のときめき』という映画を観たのは数年前のことで、大まかなあらすじ以外の詳細はすっかり忘れていた部分も多いですが、この映画の根本となる大筋以外の部分はかなり大きく設定が変わっていて、おかげでかえってすんなりと物語に入っていけたような気がします。

作品巻末に寄せられたコメントには、

『映画は観たことないけど、すごく楽しめた』とか

『映画よりもずっとよかった』

なんていう感想が沢山ありました。

Jensenのキャラは、かなり現実のJensenに被らせて設定してありますが、それが不思議なほど無理なくこの物語の骨子に沿う形に細かな設定の流れができていて、そうしたプロットの構成はとても見事だったと思います。

元の映画を知らなくても…、ひょっとしたら元の映画を知らないほうが…楽しめる作品に仕上がっていると言えるのかもしれません。

☆

そしてどうでもいいことながら、どうしても気になってしまうのが…、 agt_spooky という、ペンネーム(ハンドルネーム?)。

前々からずっと頭の片隅で気になっていたのですが、すごくX-Filesファンクサイのです。

稀代のAngstヒーローとして知られる、モルダーのFBIでのあだ名は『Spooky(変人)』。

今回そのモルダーことデイビッド・ドゥカブニーが主演した映画を題材に、映画にはなかったと思われるシーンで、X-Filesのモルダー&スカリーのイチャイチャシーンにすっごく似ているシーンが出てきて(補足:バッティングセンターのシーンです)、感想のコメントの中にも『あのシーンって、X-Filesのあのシーンをヒントにしてる?』なんて言ってる人がいたところを見ると、そう感じたのは私だけではないのだな、と思ったり…。

X-Filesに関わっていたおじさんたちが沢山参加しているSupernaturalだけに、もちろんX-Filesジャンルから引っ越してきたファンが私だけということはありえないのは重々理解していたつもりですけれども。

SPNジャンルの第一線のFangirl writersは、Smallvilleやロードオブザリング出身だったりする若い女の子が多いという印象なので、ちょっと気になったというだけで、だからと言って本当にどうということではありませんが。

私はよっぽど作品が好きにならないとWriterさんの名前も覚えないので、ひょっとしたらこの人のX-FilesのSlashも読んだことがあったりするのかも…。

J2版コヨーテアグリー

ついに投稿解禁となった、ロマンティックコメディー映画をベースにしたSlashチャレンジ。日々の生活にこまごまと妨害されつつも、まず一つ読み終わりました。

今回の投稿作品で一つ目に読んだ作品となったのは、


Jeyhawkさんの『Can't Fight This Feeling』

Word Count: 35,000語 Rating: NC17


J2版『コヨーテアグリー』であるこの作品は、もともとReel_SPNという映画をベースにしたSlashを募るというチャレンジのために書かれ始めたものですが、Reelの締め切りには間に合わず、そのまま長らく日の目を見ないままになっていました。

その後(もうReelとは関係無しに)完成して投稿されるのをずーっと心待ちにしていたものの、作者のJeyhawkさんは

『絶対仕上げようとは思ってるけど、話がどんどん自分勝手に発展していっちゃって全く収拾がつかなくなっちゃった。ラストも二転三転しちゃってるし…』

なんて言ってて、それでも気長に仕上がるのを待つつもりではいましたが、今回のラブコメSlashチャレンジが持ち上がったのをきっかけに、ついに完成した!という報告を日記で読んで、今か今かと投稿を待っていました。

配役はソングライターを目指す舞台恐怖症のバイオレットがJensen、

その恋のお相手となるケビンがJared、

その他の細かい配役では、JensenのパパがJDM、
(そもそもこのパパ、まだ太ってないし、ラストはオリジナルとは違っているため、パパが競り(オークション?)にかけられるシーンは残念ながら今回ありませんでしたが…JDMが競りにかけられるなら、私も参加したい!)

Jensenの地元の親友がDanneel…。

Jensenが働くことになるバー(このお話の中では『Seven』というお店)のオーナーがChris Kaneで、その恋人兼DJがSteve。

Jensenのウェイトレス仲間がSandyとSophia Bush
Chadの元妻Sophiaは、SPN系RPSジャンルの創世記から準レギュラーといった存在であり続けていますが、最近また頻繁にあちこちの作品で、重要な脇役として登場するのを見かける気がします。

Sandy、Danneel、Sophia、全員がブルネットの美人

SophiaがRPSで便利に使われるのは、比較的短期間で破局しがちで、下手をすると数ヶ月で古いネタになってしまいかねない印象のあるJensenの彼女よりも、(Chadと離婚後もOTHで共演を続けていたらしい-全然嘘かも-ツワモノ)Sophiaにずっと安定した存在感を感じるためなのかもしれません。

その他、映画では存在しないJaredの4人のルームメイト(一人はChad)がJeyhawkさんの全くの創作なのか、よく知られた俳優さんだったりするのか(特にアーロンとウィルが気になってます)映画や俳優さんの知識が欠落ぎみな私には判断のつかない部分もありますが、

今回やっと投稿になったこのお話、配役やストーリーラインなんかは元ネタの『コヨーテ…』とは大きく違っている部分もあるわりに、映画を観てからしばらく経っていることもあってか、しっくりとJ2版『コヨーテアグリー』として、楽しめました。

Jeyhawkさんの書くJensenって、気持ちいいくらいにBottomってところも安心できる要素かも…。

今回のJensen、(地元ではクローゼットに隠れたゲイの男の子ながら)ずっと一家の主婦としてパパの面倒を見てきたという役回りだけに、細かいところが妙に家庭的で、おっとりとして可愛いのです。
ある意味では『コヨーテアグリー』の目玉であるバーでの激しいシーンや、ソングライターを目指して苦悩する様子なんかはあっさりと流されてしまっているともいえるのかもしれませんが、

最近疲れ気味の私としては、このくらいの甘々でほのぼのした展開で充分結構、という感じ。

35,000語という長さですが、映画を観たことのある人なら多くのシーンは映像を思い浮かべながらざーっと読んでいくことができるし、英語がネイティブではないJeyhawkさんの文章はDeepなスラングや言い回しが使われることが少なく比較的読みやすいので、いつもながら長さのわりには、あっさりと読み終わって、えー?もっとじっくり書いて欲しかった…なんて思ってしまいます。

次は、J2版の『Return To Me(邦題:この胸のときめき)』を読む予定。

でも…お話にくっついてるバナーをみると、モルダー(っていうか、デイビッド・ドゥカブニーだけど…)の役がJensenみたいで…、ってことは心臓をもらった(一応映画を観ていない方のために伏せます)彼女がJared?

配役がそうであっても、一概にJared受ということにはならない可能性も大きいとは言え、ちょっと心配&抵抗はぬぐいされません。

いいお話になっているといいけど…。

2008年2月9日土曜日

ラブコメ解禁!

ここ数ヶ月、紙の読書の癖が本格的に復活したり、ここ最近はSupernaturalシーズン3のエピソードが連続して放映されたりして、こちらの日記の更新がとんでもなく滞っております。

自由になる(本当は一日のほとんどの時間が自由といえば自由なのですけれども…)わずかな時間に最近読んでいるSlashといえば、連載で追いかけている作品を中心にちょこちょこっという感じで、あらためて日記に感想文を書くほどではないしなーなんてのんびり構えていたら、なんと1月は3回しか日記を更新せずに終わってしまいました。

表の日記で非表示にした記事についても、年末以降、何度か引越しの続きに取り掛かろうとしたのですが、昨年の2月後半から4月くらいにかけての日記というのは、「これ、なかったことにしちゃっていいみたい…」というものばかりで引越しにも踏み切れず…。

こんなにSlashを読まずに日々が過ぎていくなんて…、と内心自分でも寂しく思っていたところ、

今年最初の裏の日記で書いた、いくつかの企画モノ、の内、

『abouttwoboys』

ロマンティックコメディー映画のあらすじにそった、RPSやWincestを募集するというあの企画!

2月8日から作品の投稿が始まりました!
(募集要綱なんかの詳細をちゃんとチェックしていなかったため、締め切りはまだまだ先なのだと思い込んでいましたが、2月14日のバレンタインを最終締め切りとする、短期の投稿募集企画だったのですね。)


既にJ2版『コヨーテアグリー』や、


(モルダーことデイビッド・ドゥカブニー主演だった)『Return To Me(邦題:この胸のときめき)』のJ2バージョン


なんていう心惹かれる作品がぞくぞくと投稿され始めています。

SPNシーズン3の第10話の衝撃に加え、すっかりレンタルの繰り返しに襲われているTSUTAYAの半額攻勢に、体力&精神力の余力をすっかり奪われているような状況ですが、待ちに待っていたこの企画、この辺で気持ちと生活態度と改め、とにかく本腰を入れて

読まなければ!!!

と思います。

リハビリも兼ね、この企画については、一作読む毎に覚書程度の感想文を書くという感じで、小刻みに日記を書いて行ってみたいと思っています。
(…が、関東での生活は色々と妨害も多くて…そう思い通りにはできないかもという不安も)

でも!J2や兄弟バージョンのラブコメ!

楽しみー!!!