2008年3月28日金曜日

Bloody Maryが飲みたい…

シーズン3の放送がお休みの間、時間がない…、時間がない…と呟きつつも、ひょっとしたら連日のように日記を書いていた時よりも余計なことにばかり手を出していたような気もしますが、

Supernaturalのシーズン1のエピソードを頭から復習するというのもその一つ、

ドラマのHiatus中というのは世界中のFangirlsが同じようなことをしているようで、少し前に『Bloody Mary』に出てきた女子高校生CharlieのPOVの短いお話を強烈にお奨めしている人がいて、後で読むリストに加えたまま忘れかけていたのをたった今読みました。


タイトルは『All of Five Minutes』 (Word Countの記載はありませんが、1000語ちょっとくらい?)

Rating: R
Pairing: Sam/Dean


つまりWincestなのですが、これがまたちょっと変わったお話で、大変短いお話ながら予想外になかなか楽しめました。


以下は、ネタバレを含むあらすじになりますので、ご注意ください。



☆



このお話、危うくBloody Maryの最後の犠牲者になりかけたあのCharlieが、実はあの事件の後Samのことをかなり強烈に好きになっちゃっていて、もう一度会いたい…とずっと夢想したりしていた、

という描写から始まります。

その後大学生になってもまだ心の片隅でSamのことを微妙に諦めきれずにいたある日、偽のIDを持って友達とバーに繰り出すと、友達が10時の方向に(この軍隊式にも思える方向の指示の仕方って、こんな大学生の女の子たちにまで浸透してるんでしょうか)Really hot guyがいる!と騒ぎ出して、

振り返るとなんとそれはDean。

もちろんDean兄ちゃんのそばにはSammy君がつきもので、Charlieは、すぐにトイレから出てきたSamがDeanに歩み寄っていくのを目にするわけですが…。



ううぅぅ~~、この続きを丸ごと書いてしまいたい!!!



我慢できないので兄弟のこの直後の行動を目にした、女の子たちの反応だけ…書き出してしまうと、


Alice sighs. “Figures.”
アリスはため息をついた。「そういうことなわけね」

The rest of the girls nod.
残りの女の子たちも揃ってうなずいた。

“What a waste,” Jenny says. “The tall guy is really hot too.”
「なんてもったいない」ジェニーは言った。「背の高いほうの人も超イケてるのに」


はははははっ!これだけで、兄弟が何をやらかしたか大体想像がつきますよね?

そしてそれでも諦めずに「知り合いなんだったら、紹介して!」と友達にせがまれ


“Brothers, huh?” They turn to her, hunter reflexes sharp. “I should’ve known you two cads were together.”
「兄弟だ、ですって?」二人は彼女を振り向いた、ハンターの反射神経は鋭い。「あなたたち二人が付き合ってるってこと、(あの時に)当然気付いてもよかったのに」


と、近寄って声をかけたCharlieに対する兄弟の反応がまた!全く悪びれず、かつお兄さんぽくてGoodです。



実はこの短いお話の大半はCharlieの妄想に占領されているといっても過言ではないのですが、この作家さんの描く兄弟(Charlieが片思いしているのがSamであるため、特にCharlieが想像するSamの詳細な描写が目につきますが)の描写が一つ一つ絶妙で、ぐっと胸に響きます。

ひょっとしたら世界中のFangirlsの大半がCharlieと同じような妄想にとり憑かれているといっても過言ではないのかもしれませんね…。

私はやっぱりJohnパパがいいけれども…。

2008年3月25日火曜日

ラブコメの王道

ここしばらくあまり腰を落ち着けてSlashを読んでいないのですが、それでもちょこちょこ読んではいる作品の中から、忘れないうちに覚書程度の感想文を書いておきたいと思います。

ドラマの1シーズン分一挙鑑賞耐久マラソン(現在は『ミレニアム』という超重たいドラマを…)みたいなことをやってると、ドラマの世界に入り込みすぎてその他の記憶がぼんやりしてしまうことがあって、既に流し読みをしたままお気に入りに入れる決心をつけかねたままどこかに行ってしまったお話がある気もしていますが、とりあえず記憶に残っているものから少しだけ…。

ラブコメSlashチャレンジの中からこれぞラブコメの王道!という映画を元ネタにした作品もいくつか読んでいるのですが、今回のチャレンジで読んできた作品全体を振り返ってみると、(少なくとも私の場合)元ネタの映画を知らないものの方が、深くじっくりと楽しめるらしいという傾向が見えてきました。

ということで、以下に挙げる有名ラブコメ映画を元ネタにしたお話についての感想はかなり辛口になってしまいそうではあります。



***



J2版『You've Got Mail』

『Don't Judge A Book By It's Cover』
Word Count:12,300語
Rating: R


地元に根ざした小さな、しかもレシピ本専門の本屋さんの二代目オーナーJaredと、大規模なディスカウントブックストアのチェーンを展開するAckles家の跡継ぎ(って訳じゃなかったかな?次男坊で、新たにJaredの店の近くにオープンした支店の経営を任されたのだったかも…流し読みで既に記憶が…)Jensen。
近くにAckles家の支店が出来て以来、経営に大打撃をこうむっているJaredの唯一の楽しみはネット内で知り合ったとある友達と気楽に好きなことについて楽しくチャットすること。
意気投合した二人はReal Lifeで会う計画を立てるのですが…。

というのは、映画の設定そのものですよね。

ネット内でしっくりと打ち解け合って、どんどん仲良しになっていく二人の様子と、厳しいReal Lifeでの険悪な関係(でも内心は惹かれ合わずにはいられない感じで)のギャップにはどうしても胸を締め付けられずにはいられませんが、ラブコメ映画を元にしているお話の辛い落とし穴として、ヒロインが投影されているJaredが…、ちょっと…、乙女っぽい?とう残念なところはあるものの、すれ違う二人の様子にどきどきできただけでも読んだ甲斐はあったといえるのかもしれません。


☆


J2版『Notting Hill』

『That'll Give You Bees』
Word Count: 18,515語
Rating: NC-17


このお話の冒頭についてるリンクから飛んでいけるこのお話のタイトル『That'll Give You Bees』の由来のお話が楽しいです。

自分が働いている店に突然ゴージャスな大スターが現れたとしたら、その時自分はまともな接客なんかできるだろうか?と考えると、きっと私もとんだマヌケぶりを晒すことになるに違いないと確信できるところ。

大スターのJensenがお忍びの休暇にやってきた田舎町で、ペットショップを経営するJaredと出会うというのがこのお話の大まかなストーリーです。

元ネタの『Notting Hill』を観たのは随分前のことで、詳細はほとんど覚えていないのですが、私、ひょっとしてジュリア・ロバーツの映画って好きじゃないのかも…。
私は、無駄に周囲の人間を振り回し続けるドラマクイーンって好きじゃないので。
Notting Hillという映画自体にどういうわけかあまりいい印象が残っていないので、それが影響しているのかもしれませんが、ひょっとしたらこのお話のキャラ設定は、変なところで映画に忠実すぎるためになんとなく違和感を覚えるということなのかも。
あとほんのちょっと書き方を変えるだけで、心から登場人物に感情移入して物語を楽しむことができたと思うのに…と思ってしまうような、少々残念な出来のお話でしたというのが私の正直な感想です。

集中力が欠如した状態で読んだために、私に限ってだけ、ちゃんと登場人物の機微が汲み取れなかったという可能性もありますので、

もし「私はNotting Hillは好きだったけどな…」

という方がいらっしゃったら、私のひねくれ感想なんかは気にせず素直な気持ちで読んでいただくことをお奨めします。
J2の二人が出会って仲良くなっていく辺りの展開はとても可愛くて、わくわくどきどき読めることは間違いなく保証いたします。


☆


J2版『Pretty Woman』

『 It's In His Kiss』
Word Count: 28,000語
Rating: NC-17

これもジュリア・ロバーツか…。

若き実業家Jensenが、鬱陶しいお義理のパーティーを抜け出してのホテルへの帰り道、いかがわしい通りで道に迷って HookerのJaredに出会う、というまさに『Pretty Woman』なお話ですが…。

まず、このお話で私にとってネックになるのは、NC-17シーンの8割がたがJared受であるということ。

そこまでの道順どころか名前すらもうろ覚えのホテルに(それが、Jensenが道に迷うための大前提なので)、Jensenの学生時代からの親友のクリスがエレベーターボーイとして勤めていたりする上、

大富豪のJensenが滞在するような超一流ホテル内のクラブで、クリスのバンドが日常的にライブをしている、

なんていう細かいところで

「むっ?それってあまりに同人誌的というか、素人っぽい設定なんじゃない?」

と微妙に突っ込みを入れたくなるのは、私がSlashに多くを望みすぎるおばさんだから、ということにして。

ほとんどJared受というカップリングではあっても、J2のキャラクター自体はとてもよく魅力的に書けていたのは確かです。
特にJaredがHookerに身を堕とすまでのバックストーリーの辺りでは、ついほろりとさせられたりもしたり。

このお話もJaredがHookerかー、じゃあきっとJared受ってことだよね、と思った時点で、かなり流し読みになってしまったので、じっくりと腰をすえて読んだら印象も変わるのかもしれませんが、世の中に読みたいSlashはまだまだ大量に控えているので、第一印象で切り捨ててしまう作品が出てきてもしかたないと自分に言い聞かせつつ、また次の作品を読むのです。


☆


最後に一つ、元ネタの映画を見ていないお話を


元ネタの映画(&原作本 by Laura Zigman)は『Animal Husbandry』

『 Waiting for you to come through』
Word Count: 20,000語
Rating: NC-17

このお話のPairing:

Jensen/JDM, various minor pairings with Jared including Jared/Sandy, Jensen/Jared.

なんて書いたことで、かなり潜在的な読者を減らしてしまっているのではないだろうか、と思うのですが…。

読者の興味を引きたいのなら、Jensen/JDMから最終的にはJensen/Jaredになります、と書くべきだったのに、と、他人の書いたお話ながら、少々心配になってしまいます。

私はどういうわけだかJensenがどんな相手と組まされていても(Jensenが受でさえあるならば、基本的になんでも)読めるのに、Jaredが別の人とカップリングされているお話を読むことには物凄く抵抗があるのです。
(例外は、本命にJensenがいるのに、Jaredが超攻キャラとして浮気して回るようなお話ならOK、いや大好きかな…)
私の好みと全く逆のこと

(Jaredは誰とやってもいいけど、JensenはJared以外とは絶対駄目!)

を言ってる人を最近見かけて、こうした好みって何を根拠に分かれるのか、一度じっくり検証してみたいと思っているところでもあります。

JensenがJared以外で組まされるお相手の候補として、JDMはもちろん私の一番のお気に入りになるのですが、残念ながら、どうもJensen/JDMで良質のお話にはなかなか行き当たりません。
(今までそれほど真剣に探したこともないのでまだ見つけていませんが、SPN Fandomも三年目を向かえている現在、ひょっとしてJensen/JDMカップリング専門のコミュニティーも存在したりするのかもしれませんけれども)

abouttwoboysのラブコメチャレンジの中に、このJensen/JDMというカップリングを見つけて大喜びで読み始めたものの、冒頭のPairingの説明は…、確かにお話の流れに沿っているという意味では正確ではあるけれども、もうちょっと違う書き方があったんじゃないの?という小さな不満がどうしても湧いてきます。

とはいえ、このお話は、なんだかとても面白かったです。

ネタバレ的にあらすじを書いてしまうと

(以下、まっさらな状態で読んでみたいという方、反転ご注意ください)

どうにも男運のないゲイのJensenが、恋愛関係でこうむった酷い痛手をマニアックな学術書の研究に没頭することで昇華していく、というようなおかしなお話であるといえるのだと思うのですが…、

Jensenのキャラクター、ある意味ではかなり乙女系だともいえるはずなのに、違和感なく「可愛い、面白い」と感情移入できるのも不思議なところです。

私はSlashに出てくるキャラクターが乙女系になることに非常な抵抗&違和感を覚えることも多いのですが、そういった「イラっとする!」乙女系のお話と、

今回のお話や、先日感想文を書いた「可愛いすぎて三頭身になっちゃったJensen」が出てきたお話のように、なんの抵抗も感じずに楽しく読めるお話との差はいったいなんなのでしょう?

怖い定義になってしまうけど…、作者の腕…?

巻末の感想のコメントを流し読みすると、元ネタの映画をみたことがある人も、みたことがない人も、揃って「すごく楽しめた!」と言っているのが目に付くのが、今回のチャレンジへの投稿作品の中でもある意味異質で新鮮な感じです。

この元ネタの映画が大好き!だと言っている人が、このお話を読んで、映画を見た時の「面白い!」という感覚が鮮明に蘇ってきた、と語っているのに加え、Writerさんによる「おことわり」文、

Disclaimer: Not mine. I really lifted a lot more than I thought from the movie and the book it's from, "Animal Husbandry" by Laura Zigman. It just.... worked for me that way. Please don't sue!

を読むと、

このお話を読んでいる間、「専門的なことを事細かに引用していて、すごい!」と感じた部分や、Jensenの行動の詳細な描写は、元ネタの映画&原作本からのかなり忠実な引用であったのだろう、ということが想像がつきます。

あくまでJensenの不幸(?)に感情移入することが楽しいというお話で、結局私が楽しみにしていたJDMとの関係についても、ラストに「やっぱり!」という感じで巡ってくるJaredとの関係についても、あーっもうちょっと突っ込んで書いて欲しかった!という印象が否めず、

Jensenの恋愛をメインに読めるような純粋な意味での『ラブコメ』作品にはなっていないというのがほんのちょっと残念なところではありますが、今回のチャレンジ中初めて、Slashを読んだ後に元ネタの映画も見てみたい…と思わせてくれた作品でした。

ざっと調べた限りでは、映画も原作本も日本仕様では発売されていない?ようで、残念です。
(いつも調べ方が雑なので、実は翻訳版の本くらいは出ているのかも…)



***



そういえば最近、かなり難解なサスペンス系AUのお話(かなりの名作)、

一つは、Apocalypseとネット犯罪を絡めたもの、

もう一つは、夫婦であるJ2が主人公の、Jensen誘拐もの

を読んだことを思い出しました。

またその内、時間ができた時に、覚書程度の感想を書きたいと思います。
(でもお話へのリンクがどこかへ行っちゃったかな…)

2008年3月20日木曜日

久々にちょっと感想文を…

先日Live Journalの年齢確認のハードルが上がったため、この日記で紹介してきたSlashの中にも、ログインなしでは開くことのできなくなっているお話が出てきている可能性が(確認してないけど、ひょっとしてほとんど全部?)ありますが、この裏の日記への入室許可を差し上げるための筆頭条件が

「年齢が18歳以上である」

でしたので、こちらの日記のお友達になっていただいた方なら問題なくどのお話も開くことができるはずだと思いますが…。
もちろん『LJのアカウントを持っている』ことが大前提ではありますけれども。

私のLJのアカウントは、去年LJで数回にわたって勃発した大規模な粛清事件の時、Slashの公開を「お友達Only」にしてしまったWriterさんたちのお話を読みたいがために取得したものであって、私のLJの日記は空っぽのままなのですが、

LJの日記サイトというのはやっぱり機能が豊富で色々な面で便利なのですよね…、話題に応じて日記の公開の対象(全員に公開できない話題は、お友達だけに設定するとか)を変えられるというのが特に惹かれるところです。

表と裏、二つの別の日記を別のアカウントを持って書いていくというのはやっぱり無駄に手間がかかる部分もあるので、時々、Bloggerを引き払ってLJに引っ越したい…なんていう誘惑に駆られることがありますが…。また引越しをするというのも面倒くさい!

いずれBloggerがもっと進化してくれることを祈って、もう少し様子を見てみるしかないでしょうか。



***



日記書きはさぼっていますが、実は相変わらずSlashは読んでいます。

ラブコメSlashチャレンジへの投稿作品もなかなかの名作揃いではありますが、ドラマのHiatus中というのは、暇をもてあました腐のつくFangirlsが、それぞれに「あたしが最近読んだ名作Slash」というお奨めをしてくれるようになるもので、さすがの私も読みきれないくらい、読みたいリストにどんどん作品が溜まっていくことになってしまうのです。


今回最初にご紹介する


『My Problem is You Make Me Melt』 Word Count: 18,200語


というお話も、Rating: Adultのため、閲覧にはLJへのログインが必要です。

とはいえ、内容としては、ちょこっとBlow jobがでてきたっけ?というくらいで、今感想文を書くために再びお話のページを開いてみようとして「え?Raging、Adultだったんだ!」と少々意表を突かれた感じもあるという程度のAdultさです。

このお話、生徒会長(といっても生真面目な優等生では全然ない)なんかをやってる、学園の人気者のJensenが、友達のChrisから

「超ぱっとしないおたくのJaredを変身させられたら、お前の勝ち」

だなんていう賭けを持ちかけられるという、

先日(え?もう一ヶ月以上前になりますか?!)、感想文を書いた「Underneath This Texas Sky」という、地味なJensenと、学園の人気者Jaredのお話とは全く逆の設定になるものです。

『Underneath…』でのJaredの人気者ぶりというのはとても好感がもてましたが、今回のお話での「学園のクールな人気者」というのは、いじめっ子とイコールになる部分があって、次第に明らかになる冴えないJaredのバックグラウンドとあわせると、読んでいて胸が痛くなるところもあるのですが、

高校時代の子供じみた基準の「クール」が外の世界にも通用するものではないことに次第に気付いて、本当の人間としての価値や魅力とはどういうものなのかに目覚めていくJensenは、

「この子、付き合う友達が悪いだけで、根っこのところは決して悪い子じゃないのよねー」

と思わせてくれて、ちょっと可愛いのです。

完全に悪役になってしまったChrisはちょっと可哀想ですが、Chrisのキャラクターっていかにもこんないじめっ子にもなり得そうで、妙な説得力もあります。


☆


次もちょっと系統が似ていますが、もう輝くばかりに美人のJensenが転校してきた瞬間に一目惚れして、以後ずっと恋焦がれているJaredだけれども、憧れの超美人は学校に通ってる年頃の少年としては、とんでもない差であるともいえる3つも年上で、Jaredのことなんかきっと存在にすら気付いていない…、というのが、


『Stretch Right Up And Touch The Sky』 Word Count: 約47.800語 Rating: NC-17


このお話、5万語近いということでかなりのボリュームだし、J2の二人がちゃんと仲良しになるまでにも随分読み進める必要があって、一瞬途中で挫折しそうにもなったのですが、でもでもでもでも!


Virgin!Jensen and Clumsy!Jared なのです!


二人が仲良しになってからも、訪れた波乱に際して Jaredのドラマクイーンぶりがちょっと…、と再び微妙に挫折気分にも襲われつつ、でも!

「ま、子供だから…、こんな風に大げさに反応するのもしかたないのよ」と自分を抑えて辛抱強く読み続け、

やっと制覇した読後感は、「最後まで読んでよかった!」と笑顔で言えるものでした。

バージンのJensenが、年下のJaredと二人で、初めての体験を重ねていく様子はとにかく微笑ましいというか…、

Jaredの悪友ChadがくすねてきたJensenの携帯のカレンダーに、なぜかJaredの誕生日がメモリーしてあった、なんていう伏線もあったり、

JensenのStep-Dadである、Jeffパパ(あきらかにJDMですよね)のキャラクターも最高で、

さらに、NC-17シーンは全体的にかなりホットに書けていて、かなり満足(?)のいく出来です。

こちらのお話では、Tomが悪役になっちゃっていますが、このWriterさんも前書きで書いているとおり、「誰かがその役目をやらなきゃならないから、仕方ないってことで…」、ま、仕方ないかという感じ。


☆


しばらく日記書きをさぼっていたため、書き始めるとキリがありません…。

しかも長いお話ばっかりで…。

とりあえず今回は、ここまでとしておきたいと思います。

今回は、子供版のお話ばっかりになってしまったので、次回は、大人版J2のお話のことを書きたいと思っています。

「abouttoboys」、ホント、なかなかの名作揃いで、次々読んでいるものの感想を書く時間がつくれません。

2008年3月3日月曜日

Fangirls!

ちょっと、いや、かなり変わったお話に遭遇しました。


『Common Knowledge』


8章&エピローグからなるこのお話、なんと

『People's Choice Fanfiction Award』

という賞にノミネートされたそうです。


変わってるって、いったいどんな風に?というと…。


以下はネタバレも含む、あらすじになりますので、本編を読む前にネタバレを知りたくないという方はご注意願います。



***



とあるコンベンションに参加したJaredは、イベントの合間にホテルの部屋に缶詰にされることに飽きて、こっそりとファンたちのいるラウンジにやってきて、大きな鉢植えの陰になる席に腰を下ろします。
(あの巨体でどうやったらこっそりになるの?というツッコミはこの際置いておいて)

ファンたちの会話に耳を澄ませていると、彼女達が

“Jensen's prettier than your average guy, which is why he's slept with almost everyone in show biz, except Christian Kane, because Chris? They're like brothers, and hey—anyway...”

なんていう、おかしな歌詞の歌を歌い始めて…。

この歌詞を目にして、メロディーが一緒に浮かんできたら、YouTubeでかなりの時間SupernaturalのSlashビデオ鑑賞に時間を費やしている証拠です。(笑)

もしまだ聞いたことがないという方は、こちらをチェックしてみてください。
(上のリンクはYouTubeですが、SlashのページからもMP3とかにダウンロードできるリンクがついています)

この曲、以前、本人がギターの弾き語りをしている映像を目にしたような気がするのですが、今見つからないので、このリンクは、別の人が編集し、新たに映像をつけたものです。

盛り上がったFangirlsは、今晩会議室を借りて、みんなでこの歌を歌おうよ!という話になり、Jaredは上のほんの一部を聞きかじっただけで、『こんな面白い歌Jensenにも聞かせてやりたい!』となんとJensenに事情も話さないまま無理やり一緒に引き連れて、Fangirlsより先に会議室に忍び込み、二人で掃除用具入れの中に隠れるのです。

この曲をフルコーラス聞いたことのある人なら、掃除用具入れの中のJ2が、歌を全て聞いた後どれほど気まずいことになるか容易に想像がつきますが、

この事件をきっかけに、なんとJaredは、Fandomの世界にどっぷりとはまり込んで行ってしまうことになるのです。


☆


Fangirlsの会話に聞き耳を立てるJared、

He's making a list of words to figure out later: ”otipi,” and “pixpam,” and “capping,” and “arpeayes.” He's especially curious about the meaning of “elljay,”, because it seems to be some kind of sign-countersign ritual.


後で意味を調べよう、とチェックした謎の言葉数々が!笑えますよね!


その後、聞き覚えたハンドルネームを頼りに、“elljay”というネット内の世界で、コンベンションレポートなどもチェックしてしまったJaredは、次第に深みにはまって、Fanficを読むようになり、そういった作品の中には、一概に馬鹿にすることもできないような名作も沢山あることを発見していったりすることにもなります。

感動した作品には、熱心にコメントを残すようになったりして、“elljay”内に友達も増え、

しまいにはBetaを頼まれて、「Real Lifeが忙しくてできないんだ!ごめん!」なんて断らなければならないような事態にまで!(笑)

Fangirlsの目線という新しい観点から、Jensenとの関係を見つめるようになったJaredは、次第に自分の心の中の真実の感情に目覚めていくのです。


☆


とにかく大笑いしながら読み始めたこのお話ですが、JaredがFandomにのめり込んでいく様子もとても自然で、

思わぬ方向に転がっていくJensenとの関係もおかしいながらもなんだか切なくて、

エピローグでは思わず拍手してしまいました。

さらに特筆すべきは、Jaredが読んだと思われる名作Slashの数々のリストへのリンクまでがついていること。

リストを覗くとまだまだ読んだことのない作品も沢山あって、私もまだまだ甘い、もっと気合を入れて読まなければ!と決意を新たにしたのでした。

S3 EP11の感想文を書き上げた勢いで裏の日記も書き始めたものの、なんだか疲労のため文面が支離滅裂になっているような気もしますが、とりあえず、このまま投稿してしまいます。