スーザン・ブロックマンの最後のハードカバーをあっさり読み終えてしまうのが惜しいために、ここ数日、本を開くのをなんとか我慢して、保留していたSlash読みを再開しましたが…。
どっぷりとはまり込んで本気で読み始めてみると、やっぱりSlashって面白い!!!
本日読んだのは
『If At First You Don't Succeed, Suck Seed』 Word count: 19,060語
Hookerficということで、RatingはもちろんNC-17 です。
昨日の日記で紹介したのは、Jensenが売れっ子俳優で、Jaredは普通の大学生という設定のお話でしたが、
今回のお話では、Jaredのキャリアは実在のJaredそのまま(Supernaturalというドラマの主演をやったり、トーマス・キンケイドの映画に出演したり…)、Jensenは、俳優を目指していたこともあるものの、現在は、あくまで自分の好きなことと得意分野を生かす形(…一言で言うと、SEXということ…)で、『Hooker』として生計を立てています。
このお話の舞台になっている、『Moonlite BunnyRanch』というのは、売春が違法とされていないネバダ州に実在する娼館なのだそうで、お話に登場するJensenのHooker仲間の女の子たちも皆実在の人物とのこと!
(アメリカではこの娼館のことを取り上げたドキュメンタリー番組のシリーズも制作されていて、どうやらDVD Boxで購入可能なようです。すごい国ですね…)
Jensenが、その美貌を生かして売れっ子のHookerだったり、ストリッパーだったりするお話は今までいくつも読んだことがあるし、
普通の青年だったり、売れっ子俳優だったりするJaredが、(ほとんどの場合)悪友のChadに無理やりJensenの職場である娼館とか、ストリップ小屋に引っ張っていかれて、Jensenの魅力に夢中になってしまうなんていう展開のお話も、それこそ沢山読んできましたが、
今回のお話は、そういったこれまで読んだお話の展開と同じようでいて、なんというかお話の語り口がすごく新鮮で、J2二人の切ない心の揺れ具合なんかもすごく共感できる形で描かれています。
とにかく最初から最後まで実にうまく興味を途切れさせずに引っ張ってくれて、2万語弱のこのお話を本当に済みから済みまで楽しみながら、あっという間に読んでしまいました。
Jared目線による美人なJensenの描写も最高だし、
Jensen目線による逞しいJaredの描写がまたなんとも!(笑)
☆
我慢できないので、ちょっと詳しいあらすじを書いてしまうと…:
長年のガールフレンドだったサンディと破局したばかりで落ち込んでいるJaredは、景気づけだ!とChadに砂漠の真ん中の娼館に全く気乗りのしないまま無理やりつれてこられたものの、どの女の子にも興味が持てないまま、お酒をあおるばかり。
じゃ、新しいものを試してみるといい、と、ごついオーナーのおじさんに渡された鍵で入った部屋で、Jensenに遭遇。
ローブ姿でバスルームから出てきたJensenを当初、自分と同様、この娼館に遊びにきた客だと勘違いしたJared、実はJensenはここで働いているのだと知って、酔った勢いで悪態をつき、その場を逃げ出してしまいます。
顔を合わせた瞬間、お互いほとんど一目惚れで相手に夢中になってしまったというのに、
自分はストレートだ!という意識と、仮にストレートの部分に目をつぶるとしてもSexをお金で買うような人間になりたくないと、何度Jensenのもとを訪れても頑なにJensenに手を出そうとしないJaredと、
Jaredが現れるのを待ち焦がれる気持ちを、『たまには物凄い身体でハンサムな』客と思いっきり楽しんでみたいだけ、もしくは、もっと強がりを言えば、『話をするだけ』のために大枚をはたくなんていう客はなかなかいないから Jaredが来るのが楽しみなだけ、なんていい張るJensen、
二人の間のテンションは、会うたびに高まっていき、ついに自分の素直な気持ちに向き合ったJaredは、Jensenが知っている『Jared』の名前を隠してはるばるカナダまで、Jensenを指名して出張サービスを頼むのですが…。
あんまり長々と書かれても飛ばし読みしてしまうこともある NC-17シーンも、二人の心の描写が絶妙なだけに、久々にじっくりと隅々まで堪能できる出来になっていました。
このお話ラストは、完全にハッピーエンドな雰囲気ではあるけれども…、本当にハッピーエンド?
この先の二人の様子をさらに掘り下げ、かつ発展させたお話をじっくりと読んでみたい、と思う気持ちもどうしても捨て切れません。
でも文句なしに面白かったー!
こんなに連続で名作にぶつかるとは、私のSlash読みの勘が戻ってきたことも要因になっているのか、『お奨め』に従って、レベルの高いお話を読んでいるせいなのか…。

11 件のコメント:
きゃ~2日続けてSlashをご紹介いただけるとは!嬉しい悲鳴です~(笑)。しかも本日の『If At First You Don't Succeed, Suck Seed』は半端じゃなく名作な感じが。読むのが今から凄く楽しみです。多方面で色々ご多忙なところ、本当に有難うございます。
実は昨晩新作2本ご紹介いただいているのに気付き、『And So Awakens Devils』の方は藤葉さん程のエキスパート様が手強いと思われるなら、まだまだ若葉マークとしては相当気合を入れて挑まねばなりますまいってことで、『A Guide to Having a Famous Boyfriend』の方をまた一気読みしてまいりました。こちらは藤葉さんの解説だけでかなり内容にも引かれるものがありましたし。
読んでみて思ったのはもしかしてこの作品の作者さんってかなりお若いのかなと。どちらかといえば字数が多く割かれていたJaredのカレッジ・ライフの方が仔細で。中でも大勢のルームメイトとの生活がとてもにぎやかで若々しいなぁと。欲を言えばもう少しその辺はスリムにしてくれていいので(そんな風に思うのは自分が歳入っているせいでしょうね~きっと(汗)それか好みの問題か)全編通してJensen&Jaredの2人の間の関係に絞って密度濃く描いて欲しかったかなというのはありましたが。でも、Jared目線の「失って初めて分かった自分の本当の気持ち」の辺りは実によろしかったです。それから会って一瞬で昔からの知り合いのように打ち解けてしまう冒頭部分も。でも、その辺は表の日記でUPしてくださったJaredの話のまんまですね(笑)。
それでは、本日ご紹介いただいた分も凄く楽しみに読ませていただきます。
連投失礼します。
『If At First You Don't Succeed, Suck Seed』昨晩早速読んでまいりました。
語彙豊富な作家さんで(ていうか自分がボキャ貧過ぎるのでしょうが(情けな))、その点では手強かったです。藤葉さんのGuideがなかったら途中で道に迷ったかもで(汗)。いつも本当に有難うございます。
そうそう、この作品でもまた"C'mere"という表現が出てきて。これってたまに見かけるのですが、毎度意味取れず(汗)。どのように訳すのでございましょうか?
で、この作品Jensenの立場を考えると結構Angstな話の展開になりそうなところが、境遇はさほど問題なく、そうはならないところが新しいというか。好きでやってる風なところもあり。それでエンディングが結局これってハッピーエンドなんでしょか???状態になってしまった自分なのでしたが。
藤葉さんも書かれていたように、その後2人がどうなるのかが凄く気になる作品でございました。
最後のハードカバーが読めない気持ち、とっても分かります。これを読んだらもう最後なんだっていう寂しさがありますよね。実は私、シャーロック・ホームズシリーズで最後の1冊がどうしても読めないまま数年が経過してしまっています。100年も前に完結したお話ですけど、まだ読みつくしてないことが大事なんです…。
今回紹介してくださったお話の、「エンディングがハッピーエンドなの?」っていうのが気になります。ワードカウント凄いですが読んでみたいかも! 藤葉さんのエピソードガイドにはいつも本当にわくわくさせられるだけでなく、お話をいざ読む段になったときにも大変助けていただいています。いつも有難うございます。
FANさん
ここ一年ほど、Slashにしても、普通の本にしても読んでしまったら感想を書く癖がついてしまって…、この週末はすっかり消耗させてしまったのではありませんか?
『A Guide to Having a Famous Boyfriend』
このお話Ratingをつけるのを忘れてしまったのですが、PG13なんですよね。
私の場合、これだけ長いわりに NC-17シーンが出てこないということは、二人の関係よりも地の文の面白さで読ませるお話なのだろう、と、かなり割引して読み始めたため、二人と周囲の友達のやりとりをあっさり、ほのぼのと楽しめたのかもしれません。
今回は二人のなれ初め、ということで、続編なんかをNC-17で書いたりしてくれるといいなーと思うのですけど。
Writerさんも素人ですから、高望みは出来ませんよね。
『If At First You Don't Succeed, Suck Seed』
こちらは、上のお話とは対照的に二人の間の感情のゆれを大変上手く文章にしてくれていて、その意味では、大人も満足できるお話でしたが、Jensenのお仕事がHookerだなんていうこともあって、台詞が『話し言葉』のまま、というか、スラングも多かったでしょうか。
"C'mere"は、Come hereの省略形です。
日本語でも文章に書く言葉と話し言葉とでは表現や発音が変わることも多いですが、かっこいい文章を書くWriterさんのお話だと、台詞の中にこういった話し言葉が多用されていて、もとの言葉に復元しつつ読むのが確かに大変ですよね。:D
これはまさに、慣れ、の部分も大きくて、前後の文章から、もとの言葉を推測しつつ覚えていくということになるのだと思います。
私でわかることならお答えしますので、どうしてもわからない!と煮つまったらまた質問してみてください。
蛍石さん
結局、この週末で最後の一冊読了してしまいました。
(今日は忙しいので、たぶん明日にでもまた感想文を書いてしまうことになると思います…)
シャーロックホームズシリーズ、私も大好きで、今思うと、中学生だった当時、完全に、ホームズ&ワトソン君をそういう目で見ながら読んでました…。これも三つ子の魂百までというのか。それにしても、私は最後まで読んだはずだけど…、すっかり詳細を忘れてしまっています。
今回のお話のエンディング、素直にハッピーエンドと受け止めておけばそれまでなのですが、私が古い人間であるせいか、もうちょっと先の展開まで触れて欲しかった…と、つい欲張ってしまっただけで、このままでも充分に楽しめます。
ただ上でFANさんもちょっと触れられていますが、話し言葉系&スラング満載の文章は慣れないと、かなり意味がとり難いので、お時間のある時にでもということで、チャレンジしてみてください。
"C'mere"はCome hereの省略形でございましたか~!色々ご多忙のところ、早速のお答え有難うございました。それから、またまたお尋ねしてしまってスミマセンでした。
実はもしやフランス語?とか見当違いな調べ事までしてました(恥)。
それから、毎度拙い感想を投稿してしまってこれまたスミマセンです。いまやSPNなSlash読みが日々の憩いだったりいたしまして。
それも藤葉さんのお書きになる本編とは独立して一つの作品として楽しめてしまう極めつけのご紹介文あってこそかと。いつも本当に有難うございます。
それから、自分もシャーロック・ホームズものは子供の頃からの愛読書でございます。
ところで、この週末にはJaredが単独でホラーイベントにご来場だったんですね。自分にしては珍しく早めにそんな映像を目にしてしまいまして、中でファンとのQ&Aでのとんでも発言に少なからず驚かされました。Jaredさん、今何て言いました!?!?!?状態で(笑)。まさか(Slash上のフィクションではなく)Real Jaredの口からあんなお言葉"I don't kiss Jensen...in public"(そう言ってるみたいなんですが、違ってたらスミマセン)を聞こうとはで。その時のちょっと照れたような表情がまた。
なんて度々お邪魔して失礼しました。
FANさん
Fangoria、楽しそうでしたよね。
今回のJaredの質疑応答にはかなりのS3のネタバレが含まれているという噂を耳にして、(週末から月曜まで何かと忙しかったこともありますが…)残念ながら詳細なレポートなどはチェックしていませんが、あの衝撃の映像だけは!チェックしました。
どうやっても、Jensenへの愛は隠し切れないJaredなのですね。:D
こんにちは、邪です。
Fangoriaのレポと画像はとても楽しいですね〜。相変わらずJaredの人柄の良さが感じられるエピソードばかりでほのぼのします。流石地元だけあって家族総出(もちろんSandyも)だったようですが、Jaredのお兄さんを見かけたFanのレポで、Jaredに良く似ていてしかももっと背が高いとあったのを見てびっくりしました〜。Jaredより背が高いって...2mm近いって事?すごいですねぇ...!Jaredは髪が伸びてまたぐっと大人っぽくなった気がします。
そう言えば、Kari Feinstein Winter Style Roungeというイベント?に出席したJensenの画像ってご覧になられましたか?ちょっと痩せて色も一層白くなっちゃった気がしてJensen大丈夫?と心配になります。無精髭の180オーバーの男性にこんな事言うのもナンですが、あえて言うなら儚いですJensen。Jaredが側にいないからか(腐視点ですね)元気ないし。
そしてOfficial Magazine 2 にJDMのインタビュー載ってるはずです。まだ手元に届いてない(注文はしちゃったんです...また)んで詳細は分かりませんが、ネットでチラ見した表紙にはそう書いてあったハズ。
どうも私の手元には2月に入らないと届かない感じなので、その前にきっとネットでご覧になる機会もあるかと思いますが、読んだらご報告させていただきます〜。
長々とすみませんでした。いつも楽しく拝見させております!!
ああ..連続ですみません...脱字が...!!
最後の1文、”拝見させていただいております!!”です..。プレビューしないからこんな事に..!
邪さん
Jaredのお兄さん、Jaredより背が高いって本当だったのですね!
6'7"といえば…、間違いなく2m?
私がお友達になっているSlash Writerさんたちというのは、Jaredファンが多くて、実は私のところへはJensenの最新情報はほとんど入ってこないのです。(Jensenファンは、Too intenseでちょっと怖い…という印象もあります…)
Jensenが役柄以外で人前に立つ時のシャイさはもう反射的なもので(やっぱりJaredが一緒にいない限りは)分厚い殻を破るのは至難の業ということも確かなのでしょうが、さらに痩せて白くなってしまったJensen、ちょっと心配ですね。
無事にシリーズが継続して、Jensenが年がら年中Jaredと一緒にいられる生活に戻れることを祈ります。
邪さん
再びすみません。
『Kari Feinstein Winter Style Rounge』の画像って。
新商品の紹介イベントのような、あれのことだったのですね!
どこのものか、そしていつの写真なのかもわからないままでしたが、あの画像は、先日目にしていました。
色んな商品を手にしてポーズをとるJensenの姿は楽しそうでもありますが、ちょっと元気がなさそうといえばそうだったかもしれませんね。
それにしてもOfficial Magazine 2 のJDMのインタビュー、読んでみたい~。
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